SUKEN GRAND PRIX 2017


問題

1

次の虫食い算を解け。ただし、2 つある \triangle には同じ数字が入る。

2×017\def\arraystretch{1.5} \begin{array}{ccccc} && \square & 2 & \square \\ & \times && \square & \triangle \\ \hline & \square & 0 & \square & \square \\ \square & 1 & \square & \square & \\ \hline \triangle & \square & 7 & \square & \square \end{array}

2

xyxy 平面において、格子点を 4 頂点に持つ、一辺の長さが 11 の正方形を「マス」と呼ぶ。領域 x+y10\lvert x\rvert+\lvert y\rvert\leqq 10 に完全に含まれるマスを次の条件を満たすように白と黒で塗り分ける方法は何通りあるか。

条件:どのマスについても、隣接するマスのうち、白で塗られたもの、黒で塗られたものの個数が共に 2 個以下である。

3

三角形 ABCABC があり、三角形の内部に PAC=12°\angle{PAC}=12\degree, PCA=18°\angle{PCA}=18\degree となるような PP をとる。BAC=84°\angle{BAC}=84\degree, AB=2ACAB=2AC の時 ABP\angle{ABP} を求めよ。

4

xx, yy, zzx2=y+2x^2=y+2, y2=z+2y^2=z+2, z2=x+2z^2=x+2 を満たす実数であるとき、(x+y+z)3(x3+y3+z3)(x+y+z)^3-(x^3+y^3+z^3) の値として考えられるものをすべて求めよ。

5

数列 {an}\lbrace a_{n}\rbrace が次の条件を満たすとき、この数列の要素がすべて整数となりうるような、(a1,a2)(a_1, a_2) の組をすべて求めよ。

条件:すべての自然数 nn に対し、an+2a_{n+2} が方程式 x2+an+1x+an=0x^2+a_{n+1}x+a_n=0 の解である。

6

次の問いに答えよ。

  1. 任意の正整数 nn について、2n+a2^n+a が素数となる正整数 aa は存在するか。
  2. 任意の正整数 nn について、2n+b2^n+b が合成数となる正奇数 bb は存在するか。

7

aa11 より大きい実数、bb を自然数の定数とする。次の極限値を求めよ。limnk=1nk(k+1)(k+2)(k+b)ak\lim_{n\to\infty}\sum_{k=1}^{n}\frac{k(k+1)(k+2)\cdots(k+b)}{a^k}

8

正実数 kk について、数列 {an}\lbrace a_n\rbracea1=k,an+1an=1k(an+12n)2,an+122n1k(n1)a_1=k,\quad a_{n+1}-a_n=\frac{1}{k}\biggl(\frac{a_{n+1}}{2^n}\biggr)^2,\quad a_{n+1}\leqq 2^{2n-1}k\quad (n\geqq1) を満たすように定義する。この時、常に an<Xa_{n}<X を満たす最小の XX を、kk を用いて表せ。もし、{an}\lbrace a_n\rbraceが発散・振動するならばそれを示せ。

9

AB=14AB=14, AC=4AC=4, BC=63BC=6\sqrt{3} である三角形 ABCABC がある。ここで、ACAC5:35:3 に外分する点 DD をとり、ABC\triangle{ABC}, ABD\triangle{ABD}, BCD\triangle{BCD} の外心をそれぞれO1O_1, O2O_2, O3O_3とする。O1O2O3\triangle{O_1O_2O_3}の面積を求めよ。

10

nn55 以上の整数とする。このとき xx についての方程式 xn+n2xn1+(n1)2xn2++22x+1=0x^n+n^2x^{n-1}+(n-1)^2x^{n-2}+\cdots+2^2x+1=0nn 個の相異実数解を持つことはないことを示せ。

11

mm2929 の倍数でない自然数とする。11 に「10001000 をかける」または「2929 を足す」という操作を繰り返し行い、mm をつくることを考える。

(1)

mm が十分大きければ操作を繰り返して作れることを示し、作ることのできない最大の mm を求めよ。

(2)

mm は (1) で求めた数より大きく、100020171000^{2017} より小さいとする。mm を最小の操作回数で作ろうとしたとき、その回数が最大になる mm を求めよ。

12

ABACAB\neq AC なる三角形 ABCABC において、内接円 ω\omega と線分 BCBC の接点を DD、線分 BCBC の中点を MM とする。線分 BCBC 上に BD=CXBD=CX を満たす点 XX を取り、線分 AXAXω\omega の交点のうち AA に近い方を EE とする。FFMXMX の中点とし、線分 EFEF 上に相異なる点 PP, QQ を取ったところ、三角形 MPQMPQ の外接円が ω\omega と線分 BCBC に接した。このとき、三角形 XPQXPQ の外接円は ω\omega に接することを示せ。

解答

1

521×842084416843764\def\arraystretch{1.5} \begin{array}{ccccc} && 5 & 2 & 1 \\ & \times && 8 & 4 \\ \hline & 2 & 0 & 8 & 4 \\ 4 & 1 & 6 & 8 & \\ \hline 4 & 3 & 7 & 6 & 4 \end{array}

2

条件は斜めに隣り合うマスどうしの関係を表しているので、内部のマスを2 つに分けることができる。 よって、条件を満たす塗り方の総数は、(縦 10 × 横 9 のマスを、どの 2 × 2 の正方形を見ても白が 2 マス、黒が 2 マスとなるような塗り分け方の総数…(※) の 2 乗である。(※) を求める。

(i) 縦に 2 マス連続した同じ色のマスが存在するとき

この2行はそれぞれ白と黒が交互に並んでいる。よって、全ての行において白と黒が交互に並んでいる。よって、求める場合の数は 210=10242^{10}=1024 通りから、全ての行が交互に並んでいるが、隣り合っている同じ色のマスがない、つまり市松模様になる 22 通りを引いて 10221022 通り

(ii) 横に 2 マス連続した同じ色のマスが存在するとき

(i) と同様にして292=5102^9-2=510 通り

(iii) 隣り合っている同じ色のマスがないとき

市松模様になる 22 通り

以上を足して 15341534 通り

よって、求める場合の数は 15342=2353156 通り1534^2=\underline{2353156\text{ 通り}} である。

3

ABAB の中点を MM とおく。また MCMC に関して PP と対称な点を QQ とする。PCM=30°\angle{PCM}=30\degree より PQC\triangle{PQC} は正三角形である。PAC+PCA=30°\angle{PAC}+\angle{PCA}=30\degree より APAPQCQC の中点と交わる。また APC\triangle{APC}APQ\triangle{APQ}APAP が共通、PQC\triangle{PQC} は正三角形なので PQ=PCPQ=PCAPC=APQ=150°\angle{APC}=\angle{APQ}=150\degree より 2 辺夾角相等で合同。対応する辺の長さは等しいので AC=AQAC=AQPAQ=12°\angle{PAQ}=12\degree なので MAQ=60°\angle{MAQ}=60\degreeAQ=AMAQ=AM より AMQ\triangle{AMQ} は正三角形。また、MPC\triangle{MPC}MQC\triangle{MQC}MCMC に関して線対称である事と合わせて AM=MQ=MP=MBAM=MQ=MP=MBPMC=QMC=12°\angle{PMC}=\angle{QMC}=12\degree。ゆえに MBP\triangle{MBP} は二等辺三角形なので、求める角は ABP=MBP=(180144)÷2=18°\angle{ABP}=\angle{MBP}=(180-144)\div2=\underline{18\degree} となる。

4

(x+y+z)3(z3+y3+z3)=3(x+y)(y+z)(z+x)(x+y+z)^3-(z^3+y^3+z^3)=3(x+y)(y+z)(z+x) に注意する。

x2=y+2 y2=z+2 z2=x+2 \begin{aligned} x^2&=y+2\text{ \cdots①} \\ y^2&=z+2\text{ \cdots②} \\ z^2&=x+2\text{ \cdots③}\end{aligned}

\text{①}-\text{②} より (xy)(x+y)=yz (x-y)(x+y)=y-z\text{ $\cdots$④}.

\text{②}-\text{③} より (yz)(y+z)=zx (y-z)(y+z)=z-x\text{ $\cdots$⑤}.

\text{③}-\text{①} より (zx)(z+x)=xy (z-x)(z+x)=x-y\text{ $\cdots$⑥}.

××\text{④}\times\text{⑤}\times\text{⑥} より (x+y)(y+z)(z+x)(xy)(yz)(zx)=(xy)(yz)(zx) (x+y)(y+z)(z+x)(x-y)(y-z)(z-x)=(x-y)(y-z)(z-x)\text{ $\cdots$⑦}.

(i) xx, yy, zz が相異なるとき

(xy)(yz)(zx)0(x-y)(y-z)(z-x)\neq 0 なので、\text{⑦} の両辺をこれで割り、(x+y)(y+z)(z+x)=1(x+y)(y+z)(z+x)=1. よって、求める値は 33。このような xx, yy, zz の存在はすぐに言える。

(ii)

xx, yy, zz の少なくとも 2 つの値が等しいとき、一般性を失わず、x=yx=y とすると、\text{④} にこれを代入すると yz=0y-z=0 となるので、x=y=zx=y=z. また, \text{①}x=yx=y を代入し、方程式を解くと x=1x=-1, 22. 求める値は (x+x+x)3(x3+x3+x3)=24x3(x+x+x)^3-(x^3+x^3+x^3)=24x^3 であるので、24-24, 192192. 以上より、考えられる値は、24,3,192\boxed{-24,3,192} である。

5

(i) a1a_{1}, a2a_{2}00 が含まれる場合

(a1,a2)=(0,0)(a_{1},a_{2})=(0,0) のときは、全ての項が 00 となり、適する。(a1,a2)=(n,0)(a_{1},a_{2})=(n,0) (n0n\neq0) のとき、a3=±na_{3}=\pm\sqrt{-n}。以下 n=m2n=-m^2 (m>0m>0) とする。a3=n=ma_3=\sqrt{-n}=m のとき、a4a_4x2+mx=0x^2+mx=0 の解なので、x=0x=0, m-ma4=ma_4=-m のとき、a5a_5x2mx+m=0x^2-mx+m=0 の解で、a5=m±m24m2a_5=\dfrac{m\pm\sqrt{m^2-4m}}{2}m24m\sqrt{m^2-4m} が整数となるのは m=4m=4 のみとわかるが、a6a_6 が整数となりえず不適。a4=0a_4=0 のとき a5a_5x2+m=0x^2+m=0 の解となるが、これは解なしなので不適。

a3=n=ma_3=-\sqrt{-n}=-m のとき a4=0a_4=0, mma4=ma_4=m のとき上の議論と同様にすれば不適であることがわかる。a4=0a_4=0 のとき a5=±ma_5=\pm\sqrt{-m} となる。これが無限に続くには、根号内が 11 であるときに限られ、n=1n=-1 を得る。

(a1,a2)=(0,n)(a_{1},a_{2})=(0,n) のときも、同様に考えれば、n=1n=-1 のみとわかる。

(ii) いずれにも 00 が含まれない場合

an0a_n\neq0 ならば an+20a_{n+2}\neq0 であるから、この数列に 00 は存在しないとわかる。ここで、次の仮定が間違っていることを示す。

仮定:全ての nn において、x2+anx+an1=0x^2+a_{n}x+a_{n-1}=0 の解が ±1\pm1 でない。

これが正しいとすると、2 解を α\alpha, β\beta としたとき、α,β2\lvert\alpha,\beta\rvert\geqq2 であるから、an1=αβ>α|a_{n-1}|=|\alpha\beta|>|\alpha|, β=an+1|\beta|=|a_{n+1}| が成り立ち、nn が十分大きければ、an1a_{n-1}, an=±1a_{n}=\pm1 となるが、x2+x+1=0x^2+x+1=0, x2+x1=0x^2+x-1=0, x2x+1=0x^2-x+1=0, x2x1=0x^2-x-1=0 はいずれも整数解をもたないから、この仮定は矛盾である。ゆえに、ある nn において、x2+anx+an1=0x^2+a_{n}x+a_{n-1}=0 の解が ±1\pm1 となる。解が 11, mm であるとすると、an=m1a_{n}=-m-1, an1=ma_{n-1}=m とする。ここから an2a_{n-2}, an3a_{n-3}, \dots, a2a_{2}, a1a_{1} を求めていこう。ana_n が方程式 x2+an1x+an2=0x^2+a_{n-1}x+a_{n-2}=0 の解であるので、x=m1x=-m-1, an1=ma_{n-1}=m を代入すると、an2=m1a_{n-2}=-m-1 が求まる。an1a_{n-1} が方程式 x2+an2x+an3=0x^2+a_{n-2}x+a_{n-3}=0 の解であるので、x=mx=m, an2=m1a_{n-2}=-m-1 を代入すると、an3=ma_{n-3}=m が求まる。したがって、mm, m1-m-1, mm, \dots と循環するので、(a1,a2)=(m1,m)(a_1,a_2)=(-m-1,m), (m,m1)(m,-m-1) が求まる。この時数列を mm, m1-m-1, mm, m1-m-1 \dots と無限に続かせられるので、(m1,m)(-m-1,m), (m,m1)(m,-m-1) は答えである。解が 1-1, mm であるとすると、an=m+1a_n=-m+1, an1=ma_{n-1}=-m とする。このとき、an+1a_{n+1} は方程式の解であるので、an+1a_{n+1}1-1 または mman+1=1a_{n+1}=-1 とする。an+3a_{n+3} について考える。an+3a_{n+3}x2+an+2x+an+1x^2+a_{n+2}x+a_{n+1} の解である。解の公式より、an+3=an+2±an+224an+12a_{n+3}=\dfrac{-a_{n+2}\pm\sqrt{a_{n+2}^2-4a_{n+1}}}{2} だが、an+224an+1=an+22+4\sqrt{a_{n+2}^2-4a_{n+1}}=\sqrt{a_{n+2}^2+4} が整数になることはないので、不適。an+1=ma_{n+1}=m とする。an+2a_{n+2} について考える。an+2a_{n+2} は、x2+an+1x+an=0    x2+mx+(m+1)=0x^2+a_{n+1}x+a_{n}=0\iff x^2+mx+(-m+1)=0 の解。解の公式より an+2=m±m2+4m42a_{n+2}=\dfrac{-m\pm\sqrt{m^2+4m-4}}{2}m2+4m4m^2+4m-4 が平方数なので、m2+4m4=k2m^2+4m-4=k^2 (kk は整数) とおく。(m+2)28=k2(m+2)^2-8=k^2 より、(m+2+k)(m+2k)=8(m+2+k)(m+2-k)=8。よって、m=1m=1, 5-5。ゆえに (an,an+1,an+2)=(0,1,0)(a_{n},a_{n+1},a_{n+2})=(0,1,0), (0,1,1)(0,1,-1), (6,5,2)(6,-5,2), (6,5,3)(6,-5,3)。しかし、いずれも an+3a_{n+3} が整数とならないので不適。(0,1)(0,-1), (1,0)(-1,0)(m,m1)(m,-m-1), (m1,m)(-m-1,m)m=0m=0 の場合なので、以上より条件をみたす組 (a1,a2)(a_{1},a_{2})(0,0), (m,m1), (m1,m) (m は任意の整数)\underline{(0,0),\ (m,-m-1),\ (-m-1,m)\text{ ($m$ は任意の整数)}} である。

6

(1)

存在しない。もしこのような aa があったとすると、仮定より 2+a2+a は素数である。するとフェルマーの小定理より 22+a+a2+a0(mod2+a)2^{2+a}+a≡2+a≡0\pmod{2+a}。よって 22+a+a2^{2+a}+a2+a2+a の倍数であり、しかも明らかに 2+a2+a よりも大きいので合成数となる。これは仮定に矛盾する。

(2)

存在する。全ての整数は 1(mod2)1\pmod22(mod4)2\pmod44(mod6)4\pmod64(mod8)4\pmod88(mod12)8\pmod{12}0(mod24)0\pmod{24} のどれかを満たす。n1(mod2)n\equiv1\pmod2 のとき、2n2(mod3)2^n\equiv2\pmod3 より b1(mod3)b\equiv1\pmod3 ならばこのとき 2n+b2^n+b33 の倍数となり、bb22 以上ならば素数とならない。同様にすると、結局、bb1(mod3)1\pmod31(mod5)1\pmod55(mod7)5\pmod71(mod17)1\pmod{17}4(mod13)4\pmod{13}240(mod241)240\pmod{241} を全て満たし 240240 以上ならば、任意の正整数 nn2n+b2^n+b は素数とならない。中国剰余定理より条件を満たす bb は存在する (具体的には 15187811518781 など) ので、示された。

7

Sm=limmk=1mk(k+1)(k+2)(k+b)akS_{m}=\lim_{m\to\infty}\sum_{k=1}^{m}\frac{k(k+1)(k+2)\cdots(k+b)}{a^k}とおく。ただし、S0=limnk=1n1akS_{0}=\displaystyle\lim_{n\to\infty}\sum_{k=1}^{n}\frac{1}{a^k}とする。求める値はSbS_{b}である。 Sm=12ma+23(m+1)a2+34(m+2)a3+Sma=12ma2+23(m+1)a3+\begin{align} S_{m}&=\dfrac{1\cdot2\cdots\cdot m}{a}+\dfrac{2\cdot3\cdots\cdot(m+1)}{a^2}+\dfrac{3\cdot4\cdots\cdot(m+2)}{a^3}+\cdots\notag \\ \dfrac{S_{m}}{a}&=\dfrac{1\cdot2\cdots\cdot m}{a^2}+\dfrac{2\cdot3\cdots\cdot(m+1)}{a^3}+\cdots\notag \end{align} であるから、辺々引いて、(11a)Sm=m(12(m1)a+23ma2+34(m+1)a3+)\biggl(1-\dfrac{1}{a}\biggr)S_{m}=m\biggl(\dfrac{1\cdot2\cdots\cdot(m-1)}{a}+\dfrac{2\cdot3\cdots\cdot m}{a^2}+\dfrac{3\cdot4\cdots\cdot(m+1)}{a^3}+\cdots\biggr) となり、これはすなわち、Sm=maa1Sm1S_{m}=\dfrac{ma}{a-1}S_{m-1} ということである。これが m=1m=1 の時成り立つことも容易に確かめられる。この等式を繰り返し使うことで、Sb=b!ab(a1)bS0S_{b}=\dfrac{b!a^b}{(a-1)^b}S_{0} を得る。等比数列の和の公式から、S0=1a1S_{0}=\dfrac{1}{a-1} であるので、Sb=b!ab(a1)b+1S_{b}=\underline{\dfrac{b!a^b}{(a-1)^{b+1}}} となる。

8

まず、22n+4(4kan+1)4(4kan+1)2=22n+4(4kan)2^{2n+4}\biggl(\dfrac{4}{k}a_{n+1}\biggr)-4\biggl(\dfrac{4}{k}a_{n+1}\biggr)^2=2^{2n+4}\biggl(\dfrac{4}{k}a_{n}\biggr) が成り立つ。また、1k(an+12n)2>0\dfrac{1}{k}\biggl(\dfrac{a_{n+1}}{2^n}\biggr)^2>0 より 0<a1a2ak0<a_{1}\leqq a_{2}\leqq\cdots\leqq a_{k} であり、任意の n1n\geqq 1 について an>0a_{n}>0 を満たす。ここで、bn=4kanb_{n}=\sqrt{\dfrac{4}{k} a_{n}} とする。この時、b1=2b_{1}=2, bn+122n+12b_{n+1}\leqq2^{\frac{2n+1}{2}} (n1n\geqq1) となり、22n+4bn+124bn+14=22n+4bn22^{2n+4}b_{n+1}^2-4b_{n+1}^4=2^{2n+4}b_n^2。両辺を 24n+42^{4n+4} で割って 4(bn+12n+1)24(bn+12n+1)4=(bn2n)24\biggl(\dfrac{b_{n+1}}{2^{n+1}}\biggr)^2-4\biggl(\dfrac{b_{n+1}}{2^{n+1}}\biggr)^4=\biggl(\dfrac{b_n}{2^n}\biggr)^2。次に、cn=bn2nc_{n}=\dfrac{b_{n}}{2^n} とする。このとき、c1=1c_{1}=1, cn+1212c_{n+1}\leqq2^{-\frac{1}{2}} (n1n\geqq1) となり、4cn+124cn+14=cn24c_{n+1}^2-4c_{n+1}^4=c_{n}^2。変形して、(2cn+121)2=1cn2{(2{c_{n+1}}^2-1)}^2=1-{c_{n}}^22cn+12102{c_{n+1}}^2-1\leqq0, cn21<0{c_{n}}^2-1<0 より 12cn+12=1cn21-2{c_{n+1}}^2=\sqrt{1-{c_{n}}^2}11cn201-\sqrt{1-{c_{n}}^2}\geqq0 より、cn+1=11cn22c_{n+1}=\sqrt{\dfrac{1-\sqrt{1-{c_{n}}^2}}{2}}cn1c_{n}\leqq1 より、cn=sinαc_{n}=\sin\alpha とすると、cn+1=sinα2c_{n+1}=\sin⁡ \dfrac{\alpha}{2}c1=1c_{1}=1 より、cn=sinπ2nc_{n}=\sin⁡ \dfrac{\pi}{2^n} であるから、bn=2nsinπ2nb_{n}=2^n\sin \dfrac{\pi}{2^n}。ここで、半径 11 の円に内接する正 2n2^n 角形の周の長さは、L=sinπ2n×2×2n=2n+1sinπ2nL=\sin \dfrac{\pi}{2^n}\times 2\times 2^n=2^{n+1} \sin \dfrac{\pi}{2^n} と表される。これは L<2πL<2\pi を常に満たし、nn\to\infty2π2\pi に限りなく近づく。よって常に bn<πb_{n}<\pi。ゆえに an<k4π2a_{n}<\dfrac{k}{4}\pi^2 となり、nn\to\inftyana_{n}k4π2\underline{\dfrac{k}{4}\pi^2} に限りなく近づく。

9

直線 BCBC 上に AEBCAE\perp BC となる EE をとり、AE=aAE=a, CE=bCE=b とすると、a2+b2=42=16a^2+b^2=4^2=16, a2+(b+63)2=a2+b2+123b+108=142=196a^2+(b+6\sqrt{3})^2=a^2+b^2+12\sqrt{3}b+108=14^2=196. よって a=2a=2, b=23b=2\sqrt{3} より、ACE\triangle{ACE} は三辺比 1:3:21:\sqrt{3}:2 の直角三角形であるので、ACE=30°\angle{ACE}=30\degree、ゆえに ACB=150°\angle{ACB}=150\degree, BCD=30°\angle{BCD}=30\degree. ここで O1O_1ABC\triangle{ABC} の外心であるから、AO1B=2(180°150°)=60°\angle{AO_1B}=2(180\degree-150\degree)=60\degree. O1A=O1BO_1A=O_1B より、O1AB\triangle{O_1AB} は正三角形である。直線 DO1DO_1ABC\triangle{ABC} の外接円との交点のうち、AA を含まない方の弧 BCBCDO1DO_1 の交点を PP とし、PP ではない方を QQ とすると、DPDQ=DADC=106=60DP\cdot DQ=DA\cdot DC=10\cdot 6=60. ここで、DP=xDP=x とすると、DQ=x+14×2=x+28DQ=x+14\times 2=x+28 より、x(x+28)=60x(x+28)=60. x>0x>0 より、x=2x=2. よって DP=2DP=2 より、DO1=16DO_1=16. ここで、O1O_1ADAD に対する垂線の足を HH とし、AH=yAH=y とすると、142y2=162(10y)214^2-y^2=16^2-(10-y)^2. これを解いて、y=2y=2 より、DH=8DH=8. O1HD\triangle{O_1HD} は、O1HD=90°\angle{O_1HD}=90\degree. O1D:DH=2:1O_1D:DH=2:1 の直角三角形であるので、O1DH=O1DA=60°\angle{O_1DH}=\angle{O_1DA=60\degree}. ゆえに、O1DA=O1BA=60°\angle{O_1DA}=\angle{O_1BA}=60\degree よりO1O_1, AA, BB, DD は同一円周上にある。よって O1DB=O1AB=60°\angle{O_1DB}=\angle{O_1AB}=60\degree. これより、CDO1=BDO1\angle{CDO_1}=\angle{BDO_1}であり、DO1DO_1BDC\angle{BDC} の角二等分線とわかり、ここで、O1A=O1CO_1A=O_1C より、O1AC\triangle{O_1AC} は二等辺三角形なので、O1AC=O1CA\angle{O_1AC}=\angle{O_1CA}. また、O1O_1, AA, BB, DD は同一円周上なので、O1AD+O1BD=180°\angle{O_1AD}+\angle{O_1BD}=180\degree. ゆえに、O1BD=180°O1AC=180°O1CA=O1CD\angle{O_1BD}=180\degree-\angle{O_1AC}=180\degree-\angle{O_1CA}=\angle{O_1CD}. DO1DO_1 が共通であり、二角夾辺が等しいから、O1BD\triangle{O_1BD}O1CD\triangle{O_1CD} は合同である。よって BD=CD=6BD=CD=6. ここでBCR\triangle{BCR} が正三角形となるように BCBC に関して DD と反対側に RR をとる。すると、BCR=60°\angle{BCR}=60\degree より、BRC+BDC=180°\angle{BRC}+\angle{BDC}=180\degree となるので BB, CC, DD, RR は同一円周上。ゆえに、O3O_3 は正三角形BCRの外心でもあるので、O3O_3BRC\angle{BRC} の角二等分線上にある。また、RB=RCRB=RC, BD=CD=6BD=CD=6 であり、RDRD も共通だから、三辺相等より、RBD\triangle{RBD}RCD\triangle{RCD} は合同であるので、BDR=CDR\angle{BDR}=\angle{CDR}, BRD=CRD\angle{BRD}=\angle{CRD}. これらより、O3O_3, DDBRC\angle{BRC} の角二等分線上にあり、O3O_3DRDR 上にある。CDR=CDO1=60°\angle{CDR}=\angle{CDO_1}=60\degreeRRO1O_1 は直線 CDCD に関して同じ側にあるので、RR は直線 O1DO_1D 上にある。よって O3O_3O1DO_1D 上にある。ABAB の中点を MM とすると、ABO1\triangle{ABO_1} は正三角形で、その外心が O2O_2 であるので O2MABO_2M\perp AB. また、O1O2=33AB=1433O_1O_2=\dfrac{\sqrt{3}}{3}AB=\dfrac{14\sqrt{3}}{3}. MMABAB の中点であるから、中線定理よりAD2+BD2=2(AM2+DM2)AD^2+BD^2=2(AM^2+DM^2). 値を代入して DM=19DM=\sqrt{19}. ここで DD から O1MO_1M に引いた垂線の足を FF とし、DF=xDF=x, MF=yMF=y とすると、DF2+MF2=DM2DF^2+MF^2=DM^2 より、x2+y2=192=19x^2+y^2=\sqrt{19}^2=19. DF2+O1F2=O1D2DF^2+O_1F^2=O_1D^2 より、x2+(y+1432)2=162=256x^2+\biggl(y+\dfrac{14\sqrt{3}}{2}\biggr)^2=16^2=256. これを解いて DF=x=167DF=x=\dfrac{16}{7}, MF=y=1537MF=y=\dfrac{15\sqrt{3}}{7}. BCBC の中点を MM ^ {\prime} とすると、DM=62=3DM ^ {\prime}=\dfrac{6}{2}=3. O3M=6336=3O_3M ^ {\prime}=\dfrac{6\sqrt{3}\cdot\sqrt{3}}{6}=3. よって DO3=3+3=6DO_3=3+3=6. DO1=16DO_1=16, DE  (O1O2)=167DE\;(\perp O_1O_2)=\dfrac{16}{7} より、O1O2O_1O_2 に対する O3O_3 の高さは 167(166)16=107\dfrac{\frac{16}{7}\cdot(16-6)}{16}=\dfrac{10}{7}. O1O2O3=12O1O2107=1033\triangle{O_1O_2O_3}=\dfrac{1}{2}O_1O_2\cdot\dfrac{10}{7}=\boxed{\dfrac{10\sqrt{3}}{3}}である。

10

左辺の多項式を f(x)f(x) とおく。この方程式 f(x)=0f(x)=000 以上の解を持たないのは明らかである。なぜなら係数が全て正なので、x0x\geqq0 だと f(x)f(x) は必ず正となってしまうからだ。さて、この方程式が nn 個の解を持ったとしよう。この nn 個の解は、先程の事実より、ある正実数 a1a_1, \dots, ana_n を用いて a1-a_1, \dots, an-a_n と表せる。また、因数定理より f(x)f(x)(x+a1)(x+a_1), \dots, (x+an)(x+a_n) で割り切れなければならず、また f(x)f(x)nn 次で、最高次の係数が 11 より、f(x)=(x+a1)(x+an)f(x)=(x+a_{1})\cdots(x+a_{n}) となる。定数項を比べることで、a1a2an=1a_{1}a_{2}\cdots a_{n}=1 が分かる。さてここで g(x)=(a1x+1)(anx+1)g(x)=(a_{1}x+1)\cdots(a_{n}x+1) という多項式を考えてみよう。f(x)f(x) と形を比べると、00 以上 nn 以下の整数 ii において、f(x)f(x) における xix_{i} の係数は g(x)g(x) における xnix^{n-i} の係数とならなければならないことがわかる。従って g(x)=xn+22xn1++n2x+1g(x)=x^n+2^2x^{n-1}+\cdots+n^2x+1 となる。また、a1a2an=1a_1a_2\cdots a_n=1 より、a1a_1, \dots, ana_nの逆数をそれぞれb1b_1, \dots, bnb_n とおくと、g(x)=(x+b1)(x+bn)g(x)=(x+b_{1})\cdots(x+b_{n}) となる (元の式を a1ana_{1}\cdots a_{n} で割った)。よって、xn+22xn1++n2x+1=(x+b1)(x+bn)x^n+2^2x^{n-1}+\cdots+n^2x+1=(x+b_{1})\cdots(x+b_{n}) が成り立つ。さて b1b_{1}, \dots, bnb_{n} は全て正なので、相加相乗平均の不等式より b1++bnn(b1bn)1n\dfrac{b_{1}+\cdots+b_{n}}{n}\geqq{(b_{1}\cdots b_{n})}^{\frac{1}{n}} とならなければならない。しかし、xn1x^{n-1} の係数を比べると b1++bn=4b_{1}+\cdots+b_{n}=4 が、定数項を比べると b1bn=1b_{1}\cdots b_{n}=1 がわかるため、4n1\dfrac{4}{n}\geqq1 となってしまう。これは n5n\geqq5 より矛盾である。従って、方程式 f(x)=0f(x)=0nn 個の実数解を持つことはない。

11

10001000 をかける」操作を A,「2929 を足す」操作を B とおく。

(1)

まず、1000i1(mod29)1000^i\equiv1\pmod{29} なる最小の自然数 ii2828 であることを示す。フェルマーの小定理から、1000281(mod29)1000^{28}\equiv1\pmod{29} であるので、ii2828 の約数である。合同式を用いて i=2i=2, 44, 77, 1414 として計算しても、1000i1(mod29)1000^i\equiv1\pmod{29} とならないので、これは成り立つ。したがって、11, 10001000, 100021000^2, 100031000^3, \dots, 1000271000^{27}2929 で割ったあまりは、11, 22, \dots, 2828 の並び替えになる。A を繰り返すことで 2929 を法として nn と合同な数をつくることができ、そこから適切な数 B を繰り返すことで、十分大きな nn をつくることができる。逆に、100027291000^{27}-29 以下で、1000271000^{27}2929 を法として合同な数はどうやってもつくることができない。ゆえに、10002729\underline{1000^{27}-29} がつくることのできない最大の数である。

(2)

B を ana_{n} 回 → A → B を an1a_{n-1} 回 → A → … → B を a0a_{0} 回という手順で作った数は、(29an+1)1000n+29an11000n1++29a0(29a_{n}+1) 1000^n+29a_{n-1}1000^{n-1}+\cdots+29a_{0} (a0a_{0}, a1a_{1}, \dots, ana_{n} は非負整数) と表せる。つくりたい整数を NN としたとき、その最小の操作回数は、N=(29an+1)1000n+29an11000n1++29a0N=(29a_{n}+1) 1000^n+29a_{n-1}1000^{n-1}+\cdots+29a_{0} (a0a_{0}, a1a_{1}, \dots, ana_{n} は非負整数) と表したときの a0+a1++an+na_{0}+a_{1}+\cdots+a_{n}+n の最小値である。N1000n(mod29)N\equiv1000^n\pmod{29} であり、1000n1000n+i(mod29)1000^n\equiv1000^{n+i}\pmod{29} となる最小の ii2828 であることから、nn2828 で割ったあまりは NN に応じて特定される。逆に、その条件をみたす nn であれば、N1000nN-1000^n2929 の倍数であり、NN を表した式を整理すると、an1000n+an11000n1++a0=N1000n29a_{n}1000^n+a_{n-1}1000^{n-1}+\cdots+a_{0}=\dfrac{N-1000^n}{29} となる。これより、a0a_{0}, a1a_{1}, \dots, an1999a_{n-1}\leqq999がわかる。なぜなら、ai1000a_{i}\geqq1000 であるとき、ai+1a_{i+1}11 増やし、aia_{i}10001000 減らすことで、より小さい構成が可能だからである。n1989n\geqq1989 のとき、(29an+1)1000n<10002017(29a_{n}+1)1000^n<1000^{2017} から、an<10002017n129a_n<\dfrac{1000^{2017-n}-1}{29} であるので、必要な回数は高々 999(n1)+[10002017n229]+n999(n-1)+\biggl[\dfrac{1000^{2017-n}-2}{29}\biggr]+n 回である。n1988n\leqq1988 のとき等式 (290+1)1000n+28+29(an100028129)1000n=(29an+1)1000n(29\cdot0+1)1000^{n+28}+29\biggl(a_n-\dfrac{1000^{28}-1}{29}\biggr)\cdot1000^n=(29a_n+1)1000^n が成り立つことから、an100028129a_n\geqq\dfrac{1000^{28}-1}{29} の時、A を行う回数を 2828 回増やして、ana_nan100028129a_n-\dfrac{1000^{28}-1}{29}, an+28a_{n+28}00 にすればより少ない回数で作ることができる。したがって、an1000283029a_n\leqq\dfrac{1000^{28}-30}{29} で、必要な回数は高々 999(n1)+1000283029+n999(n-1)+\dfrac{1000^{28}-30}{29}+n 回である。よって、必要回数が最大となるのは n=1989n=1989 で、a1a_1, a2a_2, \dots, a1988=999a_{1988}=999, a1989=100020173029a_{1989}=\dfrac{1000^{2017}-30}{29} の時であるとわかる。以上より、求める値はこれらを代入して 1000201729\underline{1000^{2017}-29} である。

12

XX は、BAC\angle{BAC} の内部にある ABC\triangle{ABC} の傍接円と線分 BCBC の接点である。ω\omega とこの傍接円の相似の中心は AA である。EEXX は対応し、ABC\triangle{ABC} の内心を IIBAC\angle{BAC} の内部にある傍心を IAI_A とするとこれらも対応しているため、EIXIAEI\parallel XI_A が成り立つ。また、DIDIXIAXI_A はともに BCBC に垂直であるから、DIEIDI\parallel EI。よって、DD, II, EE は同一直線上にあり、DEBCDE\perp BCAXAXω\omega の交点のうち EE でない方を RR とする。DEDEω\omega の直径なので DRE=90°\angle{DRE}=90\degree であるから、DRX=90°\angle{DRX}=90\degree。よって、DRX\triangle{DRX} の外接円の直径は DXDX で、中心は DXDX の中点、つまり MM であるから、MD=MR=MXMD=MR=MX。よって、接線の性質より ω\omegaMRMRRR で接する。ω\omegaMPQ\triangle{MPQ}の外接円の接点を YY とし、これらの共通接線と BCBC の交点を NN とすると、接線の性質より ND=NY=NMND=NY=NM であるから、DYM=90°\angle{DYM}=90\degree。ここで、 YRX=90°YRD=90°YDN=90°NYD=NYM=NMY\begin{align} \angle{YRX}&=90\degree -\angle{YRD}=90\degree -\angle{YDN} \tag{\because 接弦定理}\\ &=90\degree-\angle{NYD}=\angle{NYM}=\angle{NMY} \notag \end{align} より、内接四角形定理の逆から四角形 RYMXRYMX は円に内接する。EYM=EYD+DYM=180°\angle{EYM}=\angle{EYD}+\angle{DYM}=180\degree より EYMEYM は同一直線上にある。ここで YMQPYMQP 共円、RYMXRYMX 共円であるから、方冪の定理より EY×EM=EP×EQEY\times EM=EP\times EQ, EY×EM=ER×EXEY\times EM=ER\times EX。よって、EP×EQ=ER×EXEP\times EQ=ER\times EX であるから、方冪の定理の逆より PQXRPQXR は共円。方冪の定理より FQ×FP=FM2=FX2FQ\times FP=FM^2=FX^2 であるから、方冪の定理の逆より XQP\triangle{XQP} の外接円は BCBCXX で接する。これと MX=MRMX=MR より、接線の性質から XPQ\triangle{XPQ} の外接円は MRMRRR で接する。以上より、XPQ\triangle{XPQ} の外接円と ω\omega は共に MRMRRR で接するので、互いに接している。